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お座敷遊びのマナー
お座敷遊びには憧れるけれども、いろいろな作法がよくわからないという人も多いと思います。まずはお座敷遊びにドレスコードはあるかということです。ちなみにドレスコードとは服装指定のことで、格式に応じた正装から、時と場所と時間帯に応じて求められる身だしなみ全般を指していますが、具体的には冠婚葬祭における「礼装、平服」などが該当し、他にも周囲の雰囲気を損なわないよう、ホテルやレストランではノーネクタイや短パンなどが禁止だったり、ホームパーティでは「カジュアルウェアにてお越し下さい」ということもあります。
こうしたパーティの主催者やホテル、レストランなどが服装を規定しているわけですが、指定がない場合でも暗黙のドレスコードが存在する場合も多くなっています。実際には格式が上がるほど、靴やアクセサリーなどについても規定が増えるものです。お座敷遊びにはドレスコードはありません。しかし、お茶屋は紳士、淑女がゆったり楽しむ社交場であることは間違いなく、ふさわしい格好が好まれます。特にお座敷へあがって過ごすので、足元のおしゃれには気を遣ったほうがいいでしょう。
普段は滅多に体験できないお座敷遊びだから写真に撮りたいと思う人も多いでしょう。カメラを持ち込むのはＯＫのようですが、お座敷中にパチパチと写真を撮ってばかりでは無粋となるので注意が必要です。写真を撮るよりもお座敷を存分に楽しんで、最後に記念写真を撮る程度がスマートだと思います。
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